エリートは創業1930年（昭和5年）以来、伝統の技の上に常に革新の技術を加え、婦人帽子の製作に専念してまいりました。

近年では、布帛帽子パターン作製のテキスト化、数値化し、素材別、型別のデータベース化に取り組み、伝統の職人技に加え、新しい技術を取り入れることにより、より美しいデザインシルエットを生み出せるようになりました。

量産化できない熟練した個人技によってつくられた帽子は、高価でもあり楽しみを享有できるのは少数の人達です。
エリートでは優れた帽子のエッセンスを残しつつ、出来るだけ多くの人に楽しみを享有されるのを願って、量産可能な基準作りに務めてまいりました。

製作方法はこのように新しい技術を取り入れるようになりましたが、エリートの帽子つくりに対するポリシーは、創業以来変わっておりません。

たとえば、美術館にかぶっていったエリートシャポー。
いっしょに出掛けたお友達から、帽子を誉められ、一瞬、うれしくなり、今度はこの帽子をかぶって、どこへ出掛けよう？と思い描く。

たとえば、エリートシャポーと出会ったことで、この帽子は南の島が似合う…とふと思い、次の休暇のために南の島への切符を予約してしまう。

エリートシャポーがお客様のお手元に渡ったとき、明日の夢を思い描ける、明日の楽しみが広がる、心を込めた帽子つくりに徹してまいりました。

このポリシーは、これからも変わることがありません。

エリートは、お客様の“ 明日の楽しみが広がる ”帽子をつくりを続けることをお約束いたします。どうぞご期待ください。