エリートシャポー

2008年秋冬：ビーバーフェルト帽子

毛足が長ぐブライトタッチのビーバーフェルト　

ベルベットリボンのボリュームあるコサージュ
(No.48501)

最近では超レアなビーバー帽体を使ったクロッシェタイプ

仕上げのフィニッシュは長い毛をブラッシュで流すと光沢が生まれます。

ベルベットリボンにブライトビーズとリングレースを

あしらった大きめのコサージュ

内側に反った深めのブリムは顔に陰影をつけより美しく見せます。

※ ビーバー帽体（拡大画像）
Bever%20Felt.jpg

　　ビーバー

帽体の表面は
長い毛で覆われてます。

かっては、フェルト帽体は、Ｗｏｏｌ（ウール）、Ｆｕｒ（うさぎ）、Ｂｅａｖｅｒ（ビーバー）の

三種類がありました。

ビーバーは１４世紀頃、ヨーロッパからロシアへコートのトリミング用に

輸出され、再輸入された毛皮からオランダでフェルト帽体加工されてました。

乱獲がたたって１７世紀にはすたれ、北アメリカに産地が移ります。

現在 “ シルクハット ” と呼ばれる円筒形の帽子も

かっては Beaver high hat というビーバー帽体で作られてましたが

１９世紀に入り表面をけば立たせたシルクを用いた “ シルク・ハット” に

代用されていきます。

ビーバーは各国で自然保護法などによって保護され現在は兎毛主体で

ビーバー風に見える仕上げのフェルト帽体を使用してます。
　
素材：毛・兎毛
　　　　
カラー：黒、ブラウン、グレー、グリーン、金茶、ローズピンク

(No.48501)